当院について

About hospital

当院について

犬や猫の高齢化も進んでおり獣医療や介護の必要性は増加していますが、在宅医療については往診を専門としている獣医師も少なく地域も極めて限定的です。ただ、実際に往診してもらいたいという要請を受けることも多々あり、人も動物も高齢化社会を迎え、これから先、そのような需要にこたえるため開業いたしました。

Greetings

ごあいさつ

獣医師 菅藤 由美子

はじめまして、獣医師の菅藤由美子(カントウユミコ)です。

生まれも育ちも福島市です。自分でも忘れていましたが小学校の卒業文集の将来の夢には獣医さんと書いていました。大学は北海道の酪農学園大学を卒業し、福島・東京の動物病院にておおよそ16年間勤務医として小動物の診療してまいりました。しかし、一昨年福島市が中核市に移行するにあたり保健所の獣医師の募集をきっかけに帰省し、9か月間保健所勤務をしておりました。

小動物の臨床、公務員獣医師を経験し、様々な事情を抱えた飼主の方々と接して福島市では初めてとなる往診専門の獣医師として開業をいたしました。往診診療では実施できる検査、治療が限られてしまいますが動物病院に連れていけない事情や通院や入院を希望されない飼い主様のご要望に応じて動物に寄り添った治療を提供していきたいと存じます。お気軽にご相談・ご依頼をお待ちしております。

Career

経歴

  • 北海道酪農学園大学 酪農学部獣医学科 卒業
  • 福島市 柘植動物病院 3年勤務
  • 東京大田区 中馬動物病院 13年勤務
  • 福島市公務員獣医師 保健所立ち上げに携わり2年間勤務
  • 往診専門獣医師として開業

Policy

診療方針

近年、人の医療においては在宅医療のニーズが急速に増加しています。少子高齢化に伴う医療機関不足の対策として国が推進しているという背景もありますが、患者さんとしても「可能な限り住み慣れた自宅での療養」を望む方が増えていることも要因の一つです。

同様に犬や猫の高齢化も進んでおり獣医療や介護の必要性は増加していますが、在宅医療については往診を専門としている獣医師も少なく地域も極めて限定的です。ただ、実際に往診してもらいたいという要請を受けることも多々あり、人も動物も高齢化社会を迎え、これから先、そのような需要にこたえるため開業いたしました。往診というスタイルは、動物の場合あまり一般的ではないかもしれません。どうしても病院でないとできないレントゲン検査や手術に関しては他院にお願いするのですが、それ以外の検査、治療に関しては飼い主さんが保定(動かないようにおさえること)してもらえればすべて対応可能です。

動物の病気も人と同じように癌もあれば糖尿病、てんかん発作、腎臓病、心臓病、歯周病、皮膚病など多々あり、また動物の種類や遺伝、生活環境によってもかかりやすさが異なります。動物のお医者さんは人間のお医者さんと違って、動物種や年齢、性別、病気などにより様々な診療科分かれておらず、ありとあらゆる病気を診察して治療します。ペットである動物は、かけがえのない家族であり、パートナーとして可能な限り最後までともに人生を歩んで行きたいものです。私はそんな方々のお手伝いができればという思いで往診専門の獣医をはじめました。

これから何でも相談できる街の獣医さんとして声をかけていただければ幸いです。